野のかご

 

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野のかご通信−1

 

           


2016.12.24  
White Xmas

毎年作る木の実のリース。山で拾ったハンの実やアカナラの実、古いインゲン豆や樹皮のかけらを使いました。
今年もあと一週間。
まじめな大掃除は暖かくなってからと決めたので、今は簡単な小掃除に専念。
材料であふれかえる工房を何とか片付けて、気持ち良く新年を迎えたいと思います。

   

2016.12.11 
根雪

札幌に58cmのドカ雪が降った日、十勝地方も激しい風雪でした。
無謀にも遠出をした私はド緊張のドライブで帰宅。ほんと恐かった〜
でも、一夜明ければ打って変わって明るい日差し。
吹っ飛んでいるのではと心配していた庭の鳥形オブジェも無事でした。
今朝はマイナス12℃。いよいよ根雪になりそうです。

   

2016.12.01 
丸鉢型クルミかご(直径55cm)

浅くて広口のかごは、乾燥につれてゆがみが出来やすいので完成後もしばらくは目が離せません。オーダーをいただいてから3度の作り直しと1ヶ月の経過観察を経て、やっとお届けできるものが出来ました。

私にとっては今までで1番大きな編みかごです。
どんなふうに使っていただけるのかとても楽しみです。

   

 

2016.11.19
冬が来る前に展

いつもは樹皮や蔓など硬くて地味な素材を扱っていますが、
冬が近づくと温かく色彩のある素材に触れたくなります。

毎年恒例のこのグループ展では、柔らかなウール地や毛糸、

きれいなボタンやビーズを使ってちくちく縫った小物を出品しています。  

とき・11/19〜12/18       

ところ・ギャラリー陶(大樹町萌和)

   

2016.11.07
 雪景色

一夜にして白い世界となりました。

例年より早い積雪に、タイヤを替えたりダウンジャケットを引っ張り出したり薪を多めに準備したりと冬支度に追われています。

そんな中、シマリスのシマちゃんが庭先に顔を出しました。

降雪もなんのその、お裾分けのリンゴの芯を美味しそうに食べています。

このかわいい姿を見るのもあと少し。間もなくシマリスは冬眠にはいります。

   

2016.10.23 
冬芽と葉痕

そろそろ里山の木々も休眠期。
庭のクルミの木も葉を落とし、枝先の冬芽が目に付くようになりました。
写真先端のニット帽のようなものが冬芽です。
寒さを防ぐために鱗片で覆われていて、ここに養分を蓄えて春が来るのをじっと待ちます。
冬芽の下の子ザルの顔のようなものが葉痕です。
木によって葉痕の形はさまざまですが、心を和ませてくれるユニークなものが多く、
里山歩きの冬の楽しみのひとつです。

   

2016.10.13 
冬の足音

南の旅から戻ってきました。
自宅の窓から眺めるニペソツとウペペサンケ山は、もうすっかり雪化粧をしていました。
ほんの数日前、半袖姿で自転車を乗り回していた旅の日々が夢のようです。
この時期の十勝、朝晩は寒いけれど日中の太陽はぽっかぽか。
薪ストーブの準備、菜園の後片付けなどの冬支度は早々に済ませ、
秋の夜長はビール片手に野球観戦!

(写真は本日収穫のモロッコインゲン)

   

2016.10.01
 庭のリンゴ 

昨年は6個、今年は40個ほど実を付けました。
防虫対策をしなかったので、たぶん中は虫食いだらけだと思いますが、姿はなんとも愛らしく、目には美味しいリンゴです。
朝の空気はひんやりと澄み、湿った枯れ草は晩秋の匂い。
大雪山連峰旭岳からは初冠雪の便りも届きました。

   

2016.09.24 
 「森の暮らし」開催中

帯広の森「はぐくーむ」でトレスアニョス展が始まりました。
館内には、団らんの部屋・子供たちの部屋・作家の仕事場など暮らしの風景が出現。
参加作家の作品をコラボレーションして楽しい空間を作っています。
屋外展示の作品も見応えあり。(写真は新井信幸作「いける」高さ4m)
色付き始めた森の散策も兼ねて、お近くの方はぜひどうぞ。

(10/2まで)

   

2016.09.17 
十勝の美味しいジャガイモ

度重なる台風で十勝は試練の秋を迎えています。
土砂崩れや河川の氾濫で交通網は寸断され、復旧にも時間がかかっています。
実りの秋だというのに、泥まみれになってしまった農地も少なくありません。
そんな中、何とか収穫できたジャガイモを友人が持ってきてくれました。
まずはポテトサラダに。そして肉じゃが、コロッケ、芋餅にも。
いつもに増して、大切にありがたくいただきます。

   

2016.09.05
 トレスアニョス展

木工、金工、染織、造形、イラストなどの十勝在住作家による合同作品展です。
記念すべき第20回展は、各作家がコラボレーションして「森の暮らし」を構築します。
私のかごも、薪を入れたり果物を盛ったり花を生けたりと、暮らしの端々で参加します。

    とき ・9/24~10/2   ところ・ 帯広の森・はぐくーむ

   

2016.08.28
  かご、なおします

持ち手の修理で8年振りに再会したヤナギの深型かご。
黄褐色だった樹肌が、使い込まれ年月を経て、美しい飴色になっていました。
自然素材のかごは、使うことによって味わいを増します。
壊れた部分もたいていは修理可能。
元通りにはならなくても、布の繕いと同じで補修跡も味わいのうちです。

   

2016.08.14
  樹皮採集

本来なら6~7月が樹皮の採集適期なのですが、雨の多かった今夏は思うようにはかどらず、昨日やっと採集を終えました。

酷暑の中、アブやダニと闘いながら入手した貴重な貴重なヤナギの枝。
さっそく樹皮を剥き、軒下で陰干しに。
このまま雪が降る頃まで乾燥させ、水で戻してかごを編みます。

   

2016.08.06
  夏、来ました

8月に入ったとたん、北海道でも暑い日々が始まりました。
強い日差しを浴びた草木がそよそよと風に揺れ、セミが鳴きアブが飛び交う里山の夏です。

可憐な野の花も次々に咲き、道端を彩っています。
やっぱり夏はこうでなくっちゃ。
上士幌のバルーンフェス、帯広の平原まつりなどビールの美味しい夏祭りも続きます。

   

2016.07.26
 暑中お見舞い申し上げます

道外の皆さんは酷暑の日々を過ごされていることと思いますが、ここ十勝では「いまだ夏来たらず」の肌寒い日が続いています。
今日から道内の小学校では短い夏休みが始まります。
1日も早くキラキラと眩しい日差しが訪れますように。

  

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