野のかご通信−10 2025
(2025年)
2025.6.29
お知らせ Felt & Basket 二人展
とき 7/23 ~ 7/27
ところ ミントカフェ GALLERIA ORYZA (帯広市大通6-14-1)
フェルト作家の秋山さとこさんと、初めての2人展です。
さとこさんの作品は、温かく優しくこまやか、そして想像力と冒険心にあふれています。
私のかごと寄り添い合ってどんな世界を作れるのか…実は私たちにもまだわからない!でもまぁとにかく、お楽しみに!
あきやまさとこhttps://fusiginokunino.jp/
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2025.6.21
夏至
本州は早くも真夏並みの暑さとか。こちらも日差しが強くなってきましたが、爽やかな初夏の風は北海道ならでは。
この先は今年も暑い夏が待っている…今のうちに、とランチ持参で森の散策に出かけました。
樹々の香り、鳥の声、たくさんの野の花... 良い季節です。
2025.6.12
楽しい工作教室
ドイツの工作絵本の翻訳版です。紙粘土や段ボールといった簡単な材料を使ったとびっきり素敵な作品が紹介されています。
色の使い方や人形たちの表情が実に自由奔放で軽やか。思わず笑いながらページを繰りました。
つくることに行き詰まった時に出合った一冊。すっかりモヤモヤが晴れました。
2025.6.2
水無月
遅咲きの八重桜もとうとう散ってしまい、緑まぶしい季節になりました。公園を黄色に染めていたタンポポも、気がつけば綿毛のぼんぼり姿に。
先日関西の知人から「西日本には白いタンポポも自生している」と聞いてびっくり。で、画像を見てみたら、なんとも可憐で奥ゆかしい風情の花ではないですか・・・ 野辺に咲く姿をぜひ見たいものです。
2025.5.25
生活のざるとかご
水捌けがよく丈夫な素材は、なんと言っても竹。大昔から竹製品は人間の暮らしに寄り添ってきました。私の元にも祖母の代から使っている竹ざるが活躍中。多少綻びがあっても使い慣れたものがいちばんです。
戦前を舞台にした映画などには、台所や納屋にざるやかごがぶら下がっていることが多く、ついついそちらを注視してしまいます。
2025.5.18
ミツバアケビ
友人宅の裏山でたくさんのアケビツルを見つけました。写真のように可憐な赤紫の花をつけています。ほとんど手入れされていない場所なので、ツルは奔放に周囲に巻き付き、木々の悲鳴が聞こえるようです。
晩秋(ツル採集の適期)になったら、山主の方にお願いして分けていただこうと思っています。
2025.5.10
民藝 868号
日本民藝協会の機関紙です。今号では、この春訪ねた日本民藝館に展示中の編組品が多く取り上げられていました。
本文によると、時を経て使い込まれた艶を手沢(しゅたく)と言うそうで、表紙の物入れはまさに手沢の美。
2025.5.2
春のいち日
サクラ満開のゴールデンウィーク。観光客で賑わう町中は避けて、郊外の公園へ。
お弁当を広げている家族連れ、スケッチをしているグループ、犬の散歩中の人などがそれぞれに穏やかな時間を過ごしていました。
私も海とサクラを眺めながらのランチを。贅沢なひとときでした。
2025.4.22
コデマリと柳籠
大阪展のおり、ギャラリーの方が生けてくれた時の一枚。かんざしのような可憐な花と、飴色の小さな手籠がよく合います。
コデマリのように小さな花が集まって咲く花に惹かれます。特に野辺で見かけるホサキシモツケが大好き。これからの散策が楽しみです。
2025.4.15
旅の途中・2
大学キャンパスを散策していたらこんなものが。
野外作品かと思ったら、落ち葉を堆肥にするための集積所(バイオネスト)だそうです。近くの立札には「枯れ葉は真上から落としてください」と管理者のこだわりが。
2025.4.7
旅の途中・1
今回の関西旅は、美術館・博物館・ギャラリーなどあちこち行ったけど、なんといってもいちばんはこれ!
初めて間近で観て、息を呑み足がすくみました。
2025.3.29
開催中 暮らし用品
大阪はちょうど桜が満開。ギャラリーの坪庭にも新緑が溢れています。
「暮らし用品」は町屋をリノベーションした和の建物。畳とかごがしっくり合って、穏やかな時間が流れています。
暮らし用品(大阪市阿倍野区阪南町1-45-15)
2025.3.24
早春のかご
ヤナギの小枝で編んだ花入れです。
採集して日を置くと枝はポキポキと折れてしまうので(蔓類と違い水に浸けても柔らかくなりません)、その日のうちに編み上げます。若枝特有の柔らかな色に春を感じます。
2025.3.15
春の足音
午後6時でも明るい!とうとう、ここまで季節が進みました。
まだまだ雪の降る日はあるけれど、路面の雪はすぐに消え、公園の積雪も日毎に目減りしています。
日当たりの良いところではフキノトウが顔を出し始めました。春ちかし!
2025.3.8
古家散歩
古びた錆トタンに魅かれます。特にこのようにかつての色が溶け合い、時の流れを感じさせるものを見かけると足が止まってしまいます。
ここはかつて木工所だった建物ですが、隣家が取り壊されたためにこの面が現れました。あえて良かった・・・それまでずっと眠っていた壁に、ぼんやり日が差しています。
2025.3.1
お知らせ 大阪展
とき 3/29 ~ 4/8 (水木休)
ところ 暮らし用品(大阪市阿倍野区阪南町1-45-15)
町屋をリノベーションした風情のあるお店です。
早いもので、3年ごとの個展ももう4度目。今回は「ぜひ桜の季節に」とお願いして日程を決めました。
お花見がてら、どうぞお立ち寄りください。
2025.2.24
胡桃箱
湿らせた樹皮を縫い合わせて箱を作りました。
小さいの、大きいの、深いの、浅いの、いろいろあります。私はメガネ入れと文具入れとして卓上で使っています。アクセサリーやハンカチ、鍵や腕時計など小物類の整理にも便利です。
2025.2.19
冬暁
夜明けが少しずつ早くなってきました。
どんなに寒い日でも、木立の間からまっすぐに差す光は、眩しく温かく力が湧きます。
春が近づいているのを感じながら、良き一日の始まりです。
2025.2.10
例年通り
2月に入った途端、たっぷり雪が降りました。
1日にして120cmという驚異的な積雪を記録した帯広をはじめ、あちこちから大雪の便りが届きました。
自宅近くの公園も今は見上げるばかりの雪の山。動物の足跡だけが続いています。
2025.2.1
なかなか風情のある日本家屋。入口の板張りと雪の積り具合から空き家と思われます。
雪国の古家は冬を越すのが大変。居住者がいなければ尚更で、散歩道の古家が冬前に更地になっていることもしばしば。
空き家だと思っていた家に、明かりが灯っていたり除雪の小道ができていたりするとほっとします。
2025.1.23
Willow Craft
ヤナギの木は生命力が強く、倒木からでも次々芽を出します。特に春先の若枝はとても柔らかく、色合いも美しいので(紅、朱、黄、緑、茶などさまざま)小物作りには適しています。
この本にはヤナギの枝を使ったバードテーブルの作り方が丁寧に紹介され、工夫とアイデアもいっぱい。実用だけでなく鳥たちへの深い愛情も感じられて、ほっこりする一冊。
2025.1.15
ふゆうらら
例年なら「鉛色の空と海と、あきれるほどの雪雪雪」の1月。でも今年はなぜか晴天の日が続いています。雪もかなり少ないのでとても過ごしやすいのですが、残念ながら年間の降雪量はほぼ同じなのだとか。
しっぺ返しのようなドカ雪と曇天続きの日々がそろそろ来るのではと思いながらも、束の間の暖冬を楽しんでいます。
2025.1.8
旅の途中
空き家の板壁からせり出した見事な柚子の木。ざっと見て、枝には大きな実が300個ぐらい。地面にもたくさん落ちて車に轢かれているものもあります。この実はどうなってしまうのか…と柚子好きの要らぬ心配。
柚子湯、柚子胡椒、柚子茶、柚子マーマレード …これだけあればたくさん楽しめるのになぁ。
2025.1.1
New year
健やかな一年であること。充実した創作ができること。感動することに出会えること。
そして何よりも 一日も早い平和を。
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